我が家は私が２９歳の時に３５年住宅ローン（当時の金利とても高く3%近かったです）で購入した築５０年木造二階建て3DKをリノベーションしたお家で暮らしております。

建物の延べ床面積はわずか１９坪のお家をほぼワンルームのような間取りにした結果、
その後、生まれてきた子供達が育ち幼稚園の友達は我が家に来ると「大きい！」、「〇〇ちゃんのお家は楽しい！」と言ってよく遊びにくるようになっていました。子供のための個室はないですが秘密基地のようなロフト、小さな滑り台や家全体で体感できるような家でしたので、子供達も当時はとても楽しみながら暮らしていたました。

やがてその子供達も育ち、中学生になった時、「我が家はよそより小さい」と気がつき笑いながら、私に小さかった時の楽しい家の思い出を語ってくれます。
（その後リノベーション第二弾で子供達の部屋を作りましたが・・）

住宅設計という仕事は、正解は一つではなく暮らす人それぞれの心地よさを追求する仕事です、新しい仕事に出会う度にそれぞれの暮らしに携われることがとても幸せです。